過去5年間の大規模地震一覧

地震による住宅倒壊データ阪神・淡路大震災の被害データの中で気になるものを見つけました。
住宅倒壊等の被害が昭和56年(1981年)以前の建物に集中しているということです。
これは単に古い建物だからというだけでなく、建てた当時の耐震基準に理由がありました。
昭和56年5月31日までの旧耐震基準は「震度5強程度の地震でほとんど損傷しないこと」が求められていましたが、それ以降の耐震基準、いわゆる新耐震基準(昭和56年6月1日以降)はそれに加えて「震度6強に達する程度の地震で倒壊・崩壊しないこと」が求められています。
つまり、建築年数は地震に強い家かどうかを判断する大きな手掛かりになるわけです。
もし、あなたの家が昭和56年以前に建てられたものならまずは耐震診断を受け、お早目の地震対策をお勧め致します。

耐震基準の変化一覧

1981年(昭和56年)以降建てられた家は80%以上が耐震性不足

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合で実施した耐震診断集計では、昭和56年~平成12年の新しい耐震基準で建てられた木造住宅でも、80%以上で耐震性が不足と発表されています。

過去の耐震診断結果

耐震基準は「昭和56年6月」と「平成12年6月」の2度にわたって大きく改訂されています。
また、本調査データでは「昭和55年以前に建てられた建物」を「旧耐震基準建物」、「昭和56年以降に建てられた建物」を「新耐震基準建物」と区分しています。
本来であれば「昭和56年6月」をもって区分すべきではありますが、診断依頼者から詳細な建物時期を確認することが困難なケースもあることから、事務局では上記のように区分しております。

山梨県で昭和56年以前に建築された家は必ず無料耐震診断を!

大変重な事ですので、何度も言います!!
昭和56年以前に建てられた家の耐震基準では、最近頻繁に発生する大地震で住宅が倒壊する可能性があります。
無料耐震診断にて、お住まいの住宅耐震性能をご確認して下さい!